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アルツハイマーの症状


アルツハイマーの症状を段階に分けて紹介します
回想法
アルツハイマー型認知症は、現在のところ、原因が明確ではないことから、根本的な治療法はなく、薬物療法による症状の改善や進行の抑制が主に行われているのが現状です。その他、散歩などによる昼夜リズムの改善など生活リズムを整えることが有効です。また、「回想法」や、昔のテレビ番組を見る「テレビ回想法」といった、心理学的方法が不眠や不安の軽減に効果があることがあります。
「回想法」
回想法というのは、なじみのある写真や記念品をそばに置き安心感を与える心理療法です。アメリカの精神科医R.Butlerによって創始された方法です。高齢者を対象とすることが多く、ご本人の人生の歴史や思い出を、治療者が受容的で共感的な態度で聞くことを基本的な姿勢とします。老年期に人生を振り返り、自己の人生を再評価することで、自尊心を向上させる効果があります。
アルツハイマー型認知症の患者さんのように、認知障害や記憶障害といった症状を持つ人に対しては、回想を促す刺激として、五感に働きかけ、記憶を呼び起こすものを、を用いることが多いです。方法としては、個人に対して1対1で行う個人回想法と、集団で行われるグループ回想法に分けることができます。
回想法は、治療のひとつとしてだけでなく、地域での活動や交流の一環として利用されることが多いです。主に、臨床心理士や精神科医、および訓練を受けたカウンセラーによって、クリニック、カウンセリングセンターなどで行われます。

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